【天皇賞・春】(17)アドマイヤデウス 重賞連勝の勢いここでも

[ 2015年5月2日 05:30 ]

 充実一途の4歳アドマイヤデウスは調教する馬が少なくなった午前8時半すぎ、坂路をゆったりと駆け上がった(4F71秒7)。遅いペースでも気負うところなくダイナミックなフォームを披露。橋田師は「予定通り。落ち着いているし、いい感じに来られたな」と仕上がりに太鼓判を押した。

 年明けに骨折から復帰して、日経新春杯→日経賞とG2を連勝。今年のメンバーでも勢いならNo・1だ。ただ、枠順(17番)の話題になると「天皇賞は絶対に内枠が有利。前にいく馬でも、後ろからいく馬でもそう。まあ、仕方ない。ジョッキーは大外枠から勝っているので」と、コンビを組む岩田に全権委任の構えだ。鞍上は08年に大外枠だったアドマイヤジュピタを勝利に導いている。指揮官は「あの時は14頭立てだったけど、出遅れながら勝った。枠なりに乗るしかないな」と気を引き締めていた。

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2015年5月2日のニュース