【下関・チャレンジC】丸岡、オルフェになる!ペラ“叩いて”一変だ

[ 2014年11月26日 05:30 ]

初日6着からの巻き返しに燃える丸岡

 オルフェーヴル級の剛脚で挽回だ。賞金ランク14位の丸岡正典(35=大阪)は初戦6着と大幅に出遅れてしまった。だが、直線の舟足は明らかに水準を上回っており、巻き返し可能な気配を漂わせている。まだターン回りに課題は残っているが、すでにペラ調整で対策済み。2日目は、さらにパワーアップした姿を見せてくれそうだ。3号艇の8Rはもちろん、6号艇で臨む12Rでも軽視はできない。

 丸岡が“叩き一変”を狙っている。初日7Rは1Mのターンが大幅に流れて6着。「追い風が強かったのもあるが、いくら何でも飛びすぎた」と苦笑いで振り返った。ただ、舟足の気配はキラリと光る。丸岡がマークした展示タイム6秒74は初日全12レースの中で最速。7Rでもスリットから力強く出ていった。

 「グリップ感がないのでターンで舟が返ってこなかった。でも、行き足から伸びは良い。現状だとオルフェーヴルかな」

 競馬をこよなく愛する丸岡らしく、仕上がりを競走馬風に表現。デビュー戦快勝後の放馬。阪神大賞典での逸走など数々の逸話とともに、G1・6勝の輝かしい実績を残した希代の名馬(現種牡馬)に例えた。それだけ直線の舟足には自信を持っているということだ。

 レース後はグリップ感を求めてペラ調整。「2戦目での変わり身を見せたい。あす(26日)乗るのが楽しみ」。目指す仕上がりは当然、オルフェーヴル級の伸びと思い通りのコーナーワークができる操縦性の両立。2日目2走で“叩いた”上積みを披露する構えだ。

 初日メーンの12Rドリーム戦は1号艇の菊地が逃げ切って快勝。ただ、舟足の感触は中堅レベルで、今後を見据えると上積みが欲しい。手応えでは、むしろ2着の太田の方が上。最高2連対率機のパワーに満足している様子だった。

 予選スタート組では、初日ただ1人のまくり勝ちを飾った井口が目立つ。こちらも2連対率2位の好素性機。今後も目が離せない。

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