【チューリップ賞】ミスターX ハープスター体締まった

[ 2014年3月8日 05:30 ]

 阪神11R・チューリップ賞はハープスター。前走・阪神JFは単勝1倍台の圧倒的支持も2着。道中なかなか動けず、4コーナー過ぎても14番手と絶望的な位置取り。それでも、上がり3Fメンバー最速33秒6の驚異的な末脚であと5センチのところまで追い上げた。

 昨夏・新潟2歳Sでは、先月共同通信杯を快勝したイスラボニータに3馬身差V。能力が世代トップクラスなのは間違いない。前走前は馬体が絞れず苦労したが、今回は順調そのもの。「冬毛が抜けてガラッと変わった。体も締まってきた」と松田博師。クラシックへ向け、恥ずかしい競馬はしない。

 対抗はリラヴァティ。逃げ馬不在でスロー濃厚なメンバー構成。器用さを武器に先行するようなら、前残りも十分。プリモンディアルは追って味のありそうなタイプ。新馬勝ちしたばかりだが軽視は禁物だ。

 馬単(3)から(1)(2)(6)(7)(8)(12)

 中山11R・オーシャンSは11年の安田記念覇者リアルインパクト。前走・阪神C(1400メートル)でスッとハナを切るとそのまま押し切った。初の6F挑戦となるが、速い流れにも対応可能だ。対抗はハクサンムーン。1番人気濃厚だが、昨年のこのレース同じく休養明けで9着だったことを加味して評価を一枚下げた。想定内の連闘策、スマートオリオンも侮れない。

 馬連(11)から(1)(4)(5)(8)(9)(13)

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2014年3月8日のニュース