6馬身差圧勝バンドワゴン 今後の成長が楽しみ

[ 2013年10月1日 06:00 ]

 秋の阪神最終週の芝1800メートルといえば例年、好素材がそろう新馬戦。一昨年はそこで勝ち上がったディープブリランテがダービー馬に輝いた。今年もトゥザワールド、ドラゴンストリート、メイショウチギリといった評判馬が集結。終わってみれば6馬身差で快勝した4番人気バンドワゴンの独り舞台だった。ハナを切って前半1000メートルを62秒0で通過すると上がり3Fはメンバー最速の33秒5でまとめ、付け入る隙を与えず。父ホワイトマズルで派手な血統ではなくても稽古はよく動いていた。和田は「瞬発力勝負だと、どうかなと思ったけど結果的にはいい脚を使った。先々が楽しみ」と高評価。今後の成長が楽しみな1頭だ。

 中山芝1800メートルでは重賞3勝ディアデラノビアの息子ディアデルレイが勝ち名乗り。ゴール前は余裕があり、3/4馬身の着差が示す以上に強さを感じさせた。

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2013年10月1日のニュース