【キーンランドC】サンカルロの“レアシーン”坂路以外の調教

[ 2013年8月22日 06:00 ]

 【東西ドキュメント・函館=21日】当地出張最終日の岡本。最後に“レアシーン”を見ようとキーンランドCのサンカルロに注目した。函館初見参。美浦での最終追い切りは常に坂路だが、坂路のない函館でどんな調教を行うのか。

 まずはWコースをキャンターで1周し、そのまま2周目へ。向正面からは終始、先行するレッドガルシア(4歳1000万)に外から馬体を並びかけながら追走する。鈴木助手が「コースで乗るようになって、ついて行けるようになった」と話すのが納得できる走り。5F68秒2で併入した。

 大久保洋師は「調教量や負荷は(美浦にいる時と)変わらないようにやってきた」と順調な調整過程に満足げ。大目標であるスプリンターズSに向けた始動戦とはいえ、師が「九分以上の状態にはなっているし、洋芝は合うと思う」と胸を張って言うなら、59キロでも無視は危険か。秋のG1に向けても、その走りが注目される。

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2013年8月22日のニュース