ミヤジタイガ、瞬発力勝負に対応できれば楽しみ

[ 2012年9月11日 06:00 ]

 中山では今年から新設された500万特別のアスター賞が行われ、関西から唯一参戦のミヤジタイガが快勝。芝1800メートル1分46秒4の勝ちタイムは、従来の2歳コースレコードを1秒8上回り、JRAレコードも0秒2更新した。大逃げで勝ちパターンに持ち込んだロードシュプリームを離れた3番手から追走。4角で位置取りを上げ、直線坂下から一騎打ちに持ち込んでねじ伏せた。スローの瞬発力勝負に対応できるようなら、まだまだ白星を伸ばせる素材。

 新馬は阪神デビュー組に注目。メイケイペガスターは4角最後方からの競馬。直線は行き場を失ったように見えたが、馬群の狭いスペースをこじ開けるように突き抜けた。3F33秒0の切れ味は強烈。ディアデラマドレは中団から難なく抜け出した。母はディアデラノビア。良血らしいセンスの良さで将来性は高い。

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2012年9月11日のニュース