【平塚ガールズケイリン】中山、加瀬が連勝で決勝へ

[ 2012年7月3日 06:00 ]

【平塚ガールズケイリン】勝利者インタビューを受ける加瀬加奈子(左から2人目)と中山麗敏(右端)

 加瀬が完全Vに王手。平塚競輪場の6、7Rでガールズケイリンの予選2が行われ、中山麗敏(りーみん)と加瀬加奈子が初日に続いて白星を飾った。きょう3日、予選合計獲得ポイント上位7人でガールズケイリン決勝(9R)が争われる。桁違いの脚力を見せつけている加瀬が48年ぶりの女子優勝の栄冠に輝くとみたが、ホームバンクの中山も好調で歴史に残る名勝負が期待できそうだ。

 ≪中山「とにかく勝つ」≫地元中山も加瀬と同様に連勝で決勝に駒を進めた。2日目は打鐘過ぎ4角から仕掛け、丸1周以上を逃げて押し切った。調子の良さと力強さを見せつけている。「2走目は座ったままで踏み込んだ。自信を持って走ればやれると、いつも自分に言い聞かせています。地元戦での完全Vは最初から狙っていた」と気合十分。「とにかく勝ちにいきます」。打倒加瀬を目指して真っ向勝負を挑む。

 ≪加瀬、余裕の連勝≫V候補筆頭の加瀬が圧倒的な人気に応え連勝を決めた。初日は6車身差の圧勝。2日目は2着荒牧に3/4車身差まで詰め寄られたが「自分の1着はイメージできていたので、後ろの人がついてこられるようなペースで踏み、誰が決勝に乗れるか分からないレースにしたかった」と余裕たっぷりのコメント。卒業記念レースに続き、完全Vに王手をかけた加瀬は「決勝のために脚力も残してある。逃げ切ります」と力強かった。

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