【アルデバランＳ】伏兵エアマックール　鮮やかな差し切りで久々Ｖ

　１１日の京都１１Ｒ「アルデバランステークス」（４歳上オープン・ダ１９００メートル・良）は、田中学騎手騎乗の１１番人気、エアマックール（牡７＝伊藤正厩舎、父ジャイアンツコーズウェイ、母マカレナマカレナ）が鮮やかに差し切って優勝した。勝ち時計は１分５７秒３。

　きれいに揃ったスタートから激しい先手争いを制しシンメイフジがハナを奪う。ツクバホクトオーが２番手につけ、エプソムアーロン、タマモクリエイトらが続き、シルクシュナイダー、エアマックールは中団やや後方の位置からレースを進めた。

　４コーナーから直線に入り、シンメイフジがいっぱいとなり混戦となった先団から、エアマックールが馬群の中央を鮮やかに抜け出し先頭に立つ。大外からシルクシュナイダーが差を詰めるも先頭を捉えるまでには至らず、エアマックールがそのまま押し切って、２０１０年６月以来の勝利を挙げた。
　
　１馬身１／４差の２着にシルクシュナイダー、そこから１馬身１／４差の３着にタマモクリエイトが入った。