【盛岡ダービーGP】ヌヴォー“迎撃”6枠7番

[ 2011年11月19日 06:00 ]

 21日に盛岡で開催される「第24回ダービーGP」の枠順が決定した。東京ダービー3着馬・キスミープリンスは4枠4番。北海優駿馬・ピエールタイガーは8枠11番。6頭の他地区勢を迎え撃つ岩手代表カミノヌヴォーは6枠7番となった。前哨戦の不来方賞を4馬身差で圧勝し一気に岩手3歳No・1となったカミノヌヴォーだが、その血統は興味深い。ノーリーズン、ゴールドアリュール、カコイーシーズ、ダンスインザダーク、ティンバーカントリーといった名の知れた産駒の他地区勢が参戦する中、ヌヴォーの父はカミノサイレンスと超マイナー。しかしその父はサンデーサイレンスとSS系なら他馬に劣らない。カミノサイレンスは宇賀神オーナーがスペシャルウィーク(父サンデーサイレンス、母の父マルゼンスキー)を夢見てカミノサファイヤ(父マルゼンスキー)に種付けし誕生した馬。オーナーの夢はヌヴォーの重賞初Vという形で結果を残した。

 前走後、千葉幸師は「王道(ダービーGP→桐花賞)を歩ませたい」と明言すれば、鞍上の阿部も「ベストマイヒーローとの力差も縮まっている」とパワーアップを主張。南関時代はB3止まりだったヌヴォー。南関のトップレベルが参戦する今回、ホームの利を生かし岩手代表としてどこまで戦えるか楽しみな一戦となる。

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2011年11月19日のニュース