【観音寺記念】十文字、13年ぶり記念V

[ 2011年11月1日 18:45 ]

記念優勝を果たし、カップを受け取る十文字貴信

 競輪の観音寺開設61周年記念、ことひき賞争奪戦(G3)最終日は1日、香川県の観音寺競輪場で決勝(5周、2025メートル)を行い、十文字貴信(茨城)が2分55秒9(上がり11秒7)で勝ち、1998年の四日市以来13年ぶり5度目の記念優勝を果たした。

 残り2周から村上義弘(京都)が四国勢を引き連れて先行。十文字は向正面7番手からまくった山口貴弘(栃木)を追走し、直線で鋭く抜け出した。2着が小倉竜二(徳島)で、3着に山口が粘った。ここまで3連勝で人気を集めた深谷知広(愛知)は4着に敗れた。

 払戻金は車連単が(8)―(1)で7万9920円、3連単は(8)―(1)―(5)で58万6410円の高配当となった。

 ▽十文字貴信選手の話 勝てるとは思わなかった。腰を痛めて苦しんだから本当にうれしい。最後の直線は思い切り踏んだ。山口君が前でしっかり仕事をしてくれたおかげ。

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2011年11月1日のニュース