【秋華賞】ピュアブリーゼ「中身が前走とは違う」

[ 2011年10月11日 06:00 ]

<秋華賞>ラスト1冠獲りを狙うピュアブリーゼ

 オークス2着の実力馬ピュアブリーゼもラスト1冠に燃えている。東京開催日の10日早朝、美浦では愛馬をチェックする古賀慎師の姿があった。

 「きのう(9日)坂路で軽くやって、前走後も順調そのもの。1回使ったことで今回は中身が前走とは違う。紫苑S(12着)は開幕週でもあり、みんな考えていることも一緒で…。結果的に厳しいレースになってしまったね」

 言葉通り、紫苑Sは各馬が先行有利の開幕週を意識したシビアな流れ。2番手追走のブリーゼも前半3F34秒8と乱ペースに巻き込まれた形だ。中間は宮城・山元トレセンに放牧に出てリフレッシュ。「輸送自体は3月の阪神(2着)でも問題なくクリアしている。気分良く走れれば、前走のようなことはないはず」と指揮官。大外18番を克服して“銀メダル”をつかんだオークスの粘りが戻れば、逆転女王は夢ではない。

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2011年10月11日のニュース