【新潟日報賞】振り切ったトゥニーポート!逃走V

[ 2011年7月30日 16:20 ]

 30日の新潟11R「新潟日報賞」(3歳上1600万下定量・芝1600メートル・稍重)は、3番人気で田辺騎手騎乗のトゥニーポート(牝4=加用)が優勝した。勝ち時計は1分33秒3。

 木曜から記録的な大雨に見舞われた新潟競馬場だったが、馬場は稍重まで回復し向えた一戦。5枠5番ピースピースが競争除外となって11頭立てて行われたレースは、各馬キレイに揃ったスタートで幕を開けた。

 押して出て行ったのはトゥニーポート。ダッシュを利かせて瞬く間に3~4馬身のリードを取った。その後は淡々としたペースを刻み、2番手にロードアリエス、3番手ミクロコスモス、その後ろにミッキーチアフルらが続き、単勝1.3倍の断然人気に推されたランリョウオーは 中団の内々を追走した。

 前半1000メートルの通過は59秒2。先団が3、4コーナーを回って行く中、内で脚を溜めながら依然ランリョウオーは4、5番手。前では、ポートが気持ち良さそうにマイペースに持ち込み、勝負の直線へ。

 逃げるポートを追ってその内を狙うランリョウオーだが、残り100メートルを切って1~2馬身まで詰め寄ってから同じ脚色に。ポートの外では、コスモスも追い出しを開始するがこれも捕らえるまでは至らず。結局、快調に飛ばして上がりも34.1秒にまとめて見せたポートが、自分の形に持ち込み2頭の追い上げを振り切ってゴール。降級を待っての復帰初戦で快走を見せた。

 3/4馬身差の2着にランリョウオー、そこからアタマ差の3着にミクロコスモスが入った。

続きを表示

2011年7月30日のニュース