ヒルノダムール、凱旋門賞正式決定!鞍上は藤田

[ 2011年6月8日 06:00 ]

凱旋門賞に出走が決まったヒルノダムール

 フランスG1凱旋門賞(10月2日、ロンシャン芝2400メートル)に天皇賞・春を制したヒルノダムール(牡4=昆)が出走することが正式に決まった。昆師が7日「オーナーと6日に話し合い、遠征を進めていいという承諾を頂いた。ぶっつけで本番というわけにはいかないし同じ競馬場で前哨戦を使った方がいい」と語った。本番と同コース、同距離のフォワ賞(9月11日)を使って凱旋門賞に挑むローテーションを予定。鞍上は引き続き藤田になる。

 8月10日か13日に日本を出発し、受け入れ先はフランスで開業している日本人調教師・小林智の厩舎。「馬の状態次第だが、帰国してからジャパンCと有馬記念も使えるようにしたい」と師はプランを明かした。ヒルノダムールのフランスへの輸送便は昨年の2着馬ナカヤマフェスタ(牡5=二ノ宮)と同便になる。

 また、ドバイワールドC覇者ヴィクトワールピサ(牡4=角居)は、8月中旬に日本を出国予定。ダムールと同じく小林智厩舎を拠点にして、愛チャンピオンS(9月3日、レパーズタウン芝2000メートル)→凱旋門賞を予定している。

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2011年6月8日のニュース