ガールズケイリン成功へ 49歳高松が誓いの言葉

[ 2011年5月11日 06:00 ]

入学式で誓いの言葉を述べる女子生徒代表の高松美代子

 日本競輪学校「女子第1回生徒(35人)」、「男子第101回生徒(36人)」の入学式が10日、静岡・伊豆市の同校講堂で行われた。滝沢正光校長が式辞で「教育プログラムは想像以上に厳しいが、自分自身に負けない学校生活を送ってほしい」と話すと、生徒たちは背筋を伸ばして真剣なまなざし。男女計71人の生徒は1年間の訓練を経て、来年7月のプロデビューを目指す。

 48年ぶりに復活する女子競輪。入学式では3月まで小学校の臨時教員として算数を担当していた最年長49歳の高松美代子が「競輪ファンに愛される選手になれるよう努力、精進します」と、力強く誓いの言葉を述べた。デビュー時、50歳を迎えるオールドルーキーは「年齢なんて気にしない。他の子より“ちょっと上”ぐらいの気持ちです。ガールズケイリン(女子競輪の愛称)が成功するかどうかは私たちに懸かっていますから」と人一倍強い責任感を持って訓練に入る。

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2011年5月11日のニュース