盾制覇から一夜…ダムール次走「考えている」

[ 2011年5月3日 06:00 ]

 好メンバーの天皇賞・春を制したヒルノダムール(牡4=昆)がハイレベル4歳世代のG1ウイナーに仲間入り。2日朝は馬房に祝福に訪れる関係者が多く華やいだ雰囲気だ。「けさも何事もなくて安心した。元気は良さそうだよ」と平岩厩務員も会心の笑み。レースは「ゲートに行っていて見られんかった。ゴールしても勝ったか分からんかったし」と苦笑して回顧はなし。ともあれ「本当に良かった」と辛抱の末に開花した愛馬をねぎらった。

 平岩厩務員はスプリントG1馬ローレルゲレイロも担当しており、両極端の距離のG1馬2頭を手掛けたことになる。次走に宝塚記念、さらに凱旋門賞遠征のプランも出たが、現時点で今後に関する続報はなし。上籠助手は「先生がいろいろ考えている。言われたところに行くだけ」と話していた。

続きを表示

2011年5月3日のニュース