【中山牝馬S】安田師、旬の重賞ハンター

[ 2011年3月9日 06:00 ]

 【東西ドキュメント・栗東=8日】勝負事は流れが大切。そういう意味では今、安田厩舎のリズムが文句なしにいい。トランセンドが先月20日のフェブラリーSを制して、ドバイ遠征に弾み。先週はダッシャーゴーゴーが今季初戦のオーシャンSをモノにし、高松宮記念に向けて最高のスタートを切っている。柏原は安田師に2頭の近況をたずねた。

 「トランセンドはあす(9日)の午後1時半に栗東を出発してドバイに向かいます。ダッシャーゴーゴーも強い内容だったし、これでいい形でG1に行けますね」

 2週連続の重賞Vを狙う今週は中山牝馬Sにシンメイフジがスタンバイ。

 「休み明けを1度使ったことが起爆剤になると思います。人気はないかもしれないけど何とかそれを覆したいですね」

 新潟2歳S、関東オークスを勝っているように芝ダートは不問。僚馬2頭に続くか。トレーナーの期待の大きさが伝わってきた。

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2011年3月9日のニュース