【平安S】ダイシンオレンジ最高潮11秒7

[ 2011年1月20日 06:00 ]

CWでサンライズウィル(右)を突き放すダイシンオレンジ

 ダイシンオレンジはJCダート(8着)が終わってからの1カ月半、ここに備えて入念に乗り込みを重ねてきた。ひと追いごとに気配が上向き。状態の良さは動きに表れている。

 川田を背にCWコースへ。6Fのスタート地点でサンライズウィル(5歳500万)を3馬身追走すると、その差を徐々に詰めていく。馬体を併せた直線は川田のゴーサインにスッと反応。2馬身先着でゴールを駆け抜けた。1週前のCWコースでは6F79秒5と全体時計で派手にアピールすれば、ジョッキーがまたがったこの日は6F83秒4~1F11秒7としまいの切れが印象的だ。

 「追い出してから自分でハミを取って、しっかり動いていた。2走前とは明らかに反応とか乗り込み量が違うし、ジョッキーも前走と全然違うって言ってくれたので。今回あたり、ピークを迎えそう。この条件との相性がいいのは間違いないね」と庄野師。昨年このレース2着の雪辱を果たすべく復活の舞台設定は整ったようだ。

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2011年1月20日のニュース