【エリザベス女王杯】師の悲願へ!スノーフェアリー万全

[ 2010年11月14日 06:00 ]

<エリザベス女王杯>英愛オークス馬のスノーフェアリーは万全の状態で決戦に臨む

 英愛オークス馬が理想的な形で最終調整を終えた。午前5時半。まだ真っ暗な中、京都競馬場ダートコースに現れたスノーフェアリーは四肢から力が抜け、リラックスした脚さばきでダートコースを歩いた。十分にほぐれたところで芝コースへ。キャサリン厩務員を背にキャンターで流し、ラスト1Fを16秒程度で駆け抜けた。気持ち良さそうなフットワークが印象的だった。

 ダンロップ師は「状態が良く、食欲もある。体重(木曜発表466キロ)も理想的だ。枠は真ん中が欲しかったのでベリーハッピー」と笑った。過去にコートマスターピース、ウィジャボードといった厩舎のエース格を惜しみなく日本に送り出してきたが、頂点には届かなかった。今回は早めに来日させて万全の態勢を敷き、週半ばからは直接陣頭指揮を執ってきた。日本の地で悲願をかなえる準備は整った。

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2010年11月14日のニュース