【京王杯2歳S】“スパホ後継”へ!グランプリボスが快勝

[ 2010年11月14日 06:00 ]

<東京11R・京王杯2歳S>レース後も元気いっぱいのグランプリボスは、デムーロ騎手(右)らに手綱を引いてなだめられる

 東京で行われたG2「第46回京王杯2歳S」は、7番人気の伏兵グランプリボスが快勝。短期免許で来日したイタリアのデムーロは、参戦初日からいきなりの重賞制覇となった。

 好位で馬をなだめながらの追走。直線でいち早く馬群から抜け出すと、リアルインパクトの猛追を3/4馬身差しのいだ。「先行馬の少し後ろでという指示通り。道中もリラックスして走っていた。直線は内がゴチャついたので外に出したが、いい脚を使ってくれた」とデムーロ。矢作師は「掛かる馬だが馬の後ろで折り合う調教が功を奏した」と笑顔。「(引退した)スーパーホーネットに替わる厩舎のエースに育てたい」と朝日杯FS(12月19日、中山)でG1獲りを目指す。

 ◆グランプリボス 父サクラバクシンオー 母ロージーミスト(母の父サンデーサイレンス)牡2歳 栗東・矢作厩舎所属 馬主・グランプリ 生産者・北海道安平町ノーザンファーム 戦績3戦2勝 総獲得賞金4555万3000円。

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2010年11月14日のニュース