【ＡＲ共和国杯】グラスゴッドまた一発！？

　【東西ドキュメント・ＡＲ共和国杯　美浦＝４日】先週の土曜競馬が順延になった影響で水曜並みの追い切りラッシュ。小田も右往左往。何度も◎を打ってきた愛馬！？のデストラメンテが坂路４Ｆ５２秒３で軽快に駆け上がると、小田は清水美師が待つ北馬場へ。すると…「追い切り後の歩様がいまひとつで。大事を取って見合わせます」。今年は１０戦フル稼働。小田も説明に納得しながら慌てて南馬場に戻ると、お目当ての大江原師は報道陣の輪の中。デストラメンテ回避でグラスゴッドが出走ＯＫになったからだ。

　「本当に具合がいいから出られて良かったよ。使うつもりで追い切りもやったし…」。Ｗコースで５Ｆ６８秒０。確かにパワフルだった。芝初挑戦だった４走前の北海Ｈは単勝１００・１倍の超人気薄でＶ。その後も札幌日経オープン５着など、高い長距離適性を示している。「何しろ５０キロが魅力。一発ないかな？」。師の笑顔が不気味だった。