【デイリー杯2歳S】ディソール牡馬一蹴でG1ロードへ!

[ 2010年10月17日 06:00 ]

<京都競馬11R・デイリー杯2歳S>鋭い伸びで差し切ったレーヴディソール(12)

 京都土曜メーン・デイリー杯2歳Sは紅一点のレーヴディソールが1番人気に応えて鮮やかな差し切り勝ち。直線で抜け出すと福永は手綱を抑える格好。目指すべきは目先の1勝じゃない。来るべき大舞台だ。鞍上は素直な胸中を明かした。「きょうが目標ではない。大きなレースへ向けて無事にいってほしい馬。最後の直線はバランスを崩さないよう、馬を傷めないようにだけ心掛けた」

 強過ぎるほどの内容に松田博師は「何も聞くことはないやろ」と破顔一笑。厩舎の看板馬ブエナビスタをはじめ牝馬G1で8勝を誇るトレーナーも確かな素質を実感していた。この後は阪神ジュベナイルフィリーズ(12月12日)へ直行の見込み。来春へと続くG1ロードへ向け、ニューヒロイン候補が確かな手応えを残した。

 ◆レーヴディソール 父アグネスタキオン 母レーヴドスカー(母の父ハイエストオナー)牝2歳 栗東・松田博厩舎所属 馬主・サンデーレーシング 生産者・北海道安平町ノーザンファーム 戦績2戦2勝 総獲得賞金4545万5000円。

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2010年10月17日のニュース