【ダービー卿ＣＴ】大江原師“絶口調”モード

　【東西ドキュメント＝美浦３１日】岡本はダービー卿ＣＴ連覇を狙うタケミカヅチが気になっていた。約１０カ月半ぶりとなるが、陣営の感触はどうなのか。追い切りはＷコースで併せ馬を行い、６Ｆ８４秒０～１Ｆ１２秒１で先着。記者に囲まれた大江原師は「先週ビッシリやって、歩きがシャキシャキしている。目つきも悪くなってきた。獲物を狙うような感じだね」と話す一方で「昨年は勢いがあって自信もあったが…」と慎重な姿勢も示した。

　だが、ここで記者を装った高市師が背後から「（時計が）遅いんじゃないの？」とちゃちゃを入れると、これをきっかけに“絶口調”モードに。馬体重を問われて「５００～６００キロ」と何ともアバウトな答えをしたかと思うと「５２４半」と細かすぎる数字も。最後は「２年連続ダービー制覇がかかるからね」と締めた。軽口のさえを感じた岡本は、これは手応えありだなと判断した。