【新馬戦評】目を引いたのはアンヴァルト

[ 2010年3月23日 06:00 ]

 昨夏からスタートした新馬戦も最終週。阪神ダートで勝ち上がったアンヴァルトが完成度の高さで目を引いた。坂路で4F51秒台をマークしており、黒光りする好馬体。追ってからの反応も良く、馬群を縫ってスパッと伸びた。08年に他界した父ヴィンディケイション(BCジュベナイル優勝馬)から豊富なスピードを受け継ぎ、ベストは短距離ダートか。

 中山ダートで快勝したダノンボルケーノは父デュランダル譲りの剛脚で一気。血統から、こちらは芝でもOK。芝で勝った2頭は時計的に地味で、昇級後の次走が試金石になる。

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2010年3月23日のニュース