【阪神大賞典】5度目の正直!トリックついに勝った

[ 2010年3月21日 16:00 ]

 天皇賞・春の前哨戦「第58回阪神大賞典」(G2、芝3000メートル)は21日、阪神競馬場で行われ、長距離のエキスパート・トウカイトリック(牡8=野中、父・エルコンドルパサー、母・ズーナクア)が3分7秒3で勝った。

 ゆったりとしたペースの中、中団を追走。直線で馬群を縫うように末脚を伸ばし、馬場の中央からライバルたちを差し切った。トウカイトリックは2007年2月のダイヤモンドステークス(G3、3200メートル)以来2度目の重賞制覇。5年連続でこのレースに挑戦し、ようやく念願のタイトルを獲得した。

 クビ差の2着は4番人気ジャミール。牝馬初の同重賞制覇に挑んだメイショウベルーガは3着に終わった。

 ◆トウカイトリック 8歳牡馬、父エルコンドルパサー、母ズーナクア。北海道新ひだか町の土田扶美子氏生産、馬主は内村正則氏。戦績は42戦8勝、重賞2勝目。獲得賞金は4億3540万6000円。

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2010年3月21日のニュース