【中日新聞杯】アーネストリー重賞初制覇

＜中日新聞杯＞内で粘るドリームサンデー（右）をゴール前とらえたアーネストリーが重賞初制覇

　中京土曜メーン「第４５回中日新聞杯」は１番人気アーネストリーが快勝。逃げ粘るドリームサンデーを半馬身差かわして重賞初制覇を飾った。

　佐藤哲は「うまく折り合えたし、馬が成長して言うことを聞いてくれるようになった」と評価する。佐々木晶師も「完成の域に達したね。来年は王道路線を歩むよ」と明言。今後は大山ヒルズに放牧に出て、春は大坂杯（４月４日、阪神）→金鯱賞（５月２９日、中京）→宝塚記念（６月２７日、阪神）と進む予定。来年のＧ１戦線を盛り上げる１頭になりそうだ。

　◆アーネストリー　父グラスワンダー　母レットルダムール（母の父トニービン）牡４歳　栗東・佐々木晶厩舎所属　馬主・前田幸治氏　生産者・北海道新冠町ノースヒルズマネジメント　戦績１４戦６勝　総獲得賞金１億５９２４万９０００円。