【女子競輪】厳選35選手1年間みっちり訓練

[ 2009年11月14日 06:00 ]

 競輪を統括するJKAは13日、復活を検討してきた女子競輪の具体的なレース形態、選手の募集、養成スケジュール案について発表した。

 12年3月に35人程度の規模でスタートし、F1、F2の開催中(3日間)に1日2レース(出走は1日1回)を行う計画。競走種目は原則として競りや左右の動きが少ない「ケイリン」で、UCI(国際自転車競技連合)に準拠したルールを採用、7車立てで実施する。導入当初は月3~4節を首都圏のナイター場で開催。レースプログラム(勝ち上がり方式など)や、賞金体系については現在検討している。
 女子選手の募集は来年5月から実施。募集方法は(1)自転車競技大会実績を基準とした選考(2)自転車競技未経験者を対象とした一般公募(3)他競技における成績優秀者を対象としたスカウトで、35人程度を厳選。男子競輪選手と同じく、静岡・伊豆市にある日本競輪学校などで1年間養成(11年1月入学、同年12月卒業)し、12年1月に選手登録する。「女子競輪」は64年10月に廃止されており、「女子ケイリン」として48年ぶりに復活する。

続きを表示

2009年11月14日のニュース