【神戸新聞杯】武豊リーチ充実の最終追い

＜神戸新聞杯＞武豊騎手を背に、坂路で追い切るリーチザクラウン

　最後の１冠は譲れない。リーチザクラウンの橋口師が「春は３強の１頭に数えられていたけど１つも獲れなかった。この秋は燃えていますよ」と意気込む。皐月賞惨敗から５番人気と評価を下げたダービー２着。菊花賞こそ…と力が入るのは当然だろう。

　坂路でブルーモーリシャス（３歳５００万）を右前方に見る形でスタート。スムーズに折り合い残り２Ｆから一気に抜き去り約３馬身先着。武豊は笑顔で「きょうは落ち着いていた。先週は速い時計（５０秒５）が出たけど内容は今週の方がいい」と好手応えを明かした。