ド迫力ツーデイズノーチス楽々好時計/桜花賞

[ 2009年4月9日 06:00 ]

<桜花賞>坂路で追い切るツーデイズノーチス

 アネモネSを勝って出走権利を獲得。堂々と晴れ舞台へ駒を進めるツーデイズノーチスの最終追い切りは、その勢いを見せつけるのに十分な内容だった。坂路単走は終始馬なりだったが、四肢をいっぱいに使った迫力あるフットワーク。4F51秒9の好時計を軽々と叩き出した。「馬の気分を害さないようにサラッとやった。体も戻って、上昇曲線で本番に臨めるのは何より」。上昇一途の愛馬に斎藤誠師のボルテージも上がる一方だ。

 アネモネSは不良馬場を問題にせず、馬群の真ん中を豪快に突き抜けた。「強引だったが、自分で競馬をつくって勝ったのは大きい」と強さを再認識した一戦だった。V最右翼と目されるブエナビスタとは未対戦。未知の魅力にあふれる。「(ブエナは)抜けた存在だが、レースは生き物。全く歯が立たないとは思っていない」。師は最後まで強気に締めくくった。

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2009年4月9日のニュース