不運9頭焼け死ぬ 船橋競馬場の厩舎全焼 

[ 2008年6月23日 06:44 ]

 23日午前0時40分ごろ、千葉県船橋市若松1の1の1、船橋競馬場内にある調教師山浦武さん(46)所有の厩舎兼厩務員宿舎から出火、木造一部二階建て約260平方メートルを全焼した。

 船橋署によると、別の厩舎の男性厩務員(34)が煙を吸って軽傷を負い、燃えた厩舎の競走馬9頭が焼け死んだ。競馬場の警備員が出火に気付き119番した。
 船橋競馬場では2006年9月にも別の厩舎が全焼し、9頭が焼け死ぬ火災が起きた。出火原因は特定されていない。
 県競馬組合によると、焼け死んだのは牝馬の「ソンナバカナ」など2―5歳の競走馬。9頭のうち6頭が賞金を獲得しており、獲得賞金の総額は3000万円に上るという。
 現場は京成線の船橋競馬場駅の南約1キロの国道沿い。周囲には厩舎のほか、県競馬組合の事務局などがある。

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2008年6月23日のニュース