ばんえいで未検査の飼料添加物使用

[ 2008年2月17日 14:52 ]

 ばんえい競馬を開催する北海道帯広市は17日、大橋厩舎内で検査を受けていない飼料添加物が使われていたことが分かったと発表した。市は禁止薬物などが含まれていないかどうか検査を始めるとともに、この日出走予定だった同厩舎の所属馬など計7頭を競走除外とした。また、陰性と確認されるまで計20頭の出走を控えさせる。

 帯広市によると、未検査の飼料添加物はどんな場合にも厩舎に持ち込んではならないが、14日に関係馬主によって持ち込まれていた。調教師は「新馬と休養馬に与えていた」と話しているという。市はこの調教師を処分する方針。
 ばんえい競馬では昨年12月、競走馬2頭から禁止薬物のカフェインが検出される騒ぎがあったばかり。

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2008年2月17日のニュース