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トヨタ「レクサス」小型SUV発売 「UX」若者や女性開拓

[ 2018年11月28日 17:35 ]

トヨタ自動車が発売した「レクサス」の新型SUV「UX」=27日午後、東京都千代田区
Photo By 共同

 トヨタ自動車は27日、高級車ブランド「レクサス」から新型のスポーツタイプ多目的車(SUV)「UX」を発売した。レクサスのSUVで最も小さく、洗練された外観に仕上げたとしている。若者や女性など幅広い顧客層の開拓を狙う。

 低重心で車体の強度を高めており、走行性能も向上したという。速度計などの機器を低く配置して運転手の視界を良くした。ガソリンエンジン車とハイブリッド車(HV)の2種類で、排気量はいずれも2000CC。

 トヨタの生え抜きで初の女性役員となった加古慈常務役員が開発責任者を務めた。加古氏は東京都内で記者会見し「大変活況なSUV市場で独自の存在感を発信できる車でありたい」と話した。レクサス事業を統括する沢良宏専務役員は「この車を接点にレクサスの間口を広げたい」と述べた。

 希望小売価格は390万円から。トヨタ自動車九州の宮田工場(福岡県宮若市)で生産し、約80カ国で売る予定だ。国内では月間900台の販売を計画している。

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