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サイドミラーをカメラに 10月発売レクサス、世界初

[ 2018年9月12日 21:12 ]

トヨタ自動車が発売する「レクサス」の新型セダン「ES」で、サイドミラーの位置に取り付けられたカメラの映像を表示するモニター
Photo By 共同

 トヨタ自動車は12日、10月下旬に国内で発売する高級車ブランド「レクサス」の新型セダン「ES」で、サイドミラーの替わりにカメラを選べる設定を用意すると発表した。サイドミラーの位置にカメラを取り付け、車両後方の映像を運転席、助手席の前に設けたモニターで確認できる。トヨタによると量産車での採用は世界で初めて。

 右左折や後退に合わせてモニターに表示する範囲を自動で拡大する。カメラは水滴が付きにくい形状とし、天候や時間帯に応じてモニター映像の明るさも自動で調整するため、雨天や夜間でも見やすく、安全性が高まるという。

 サイドミラーより小さくできるため斜め前方の視界が広がり、高速走行時の風の音も小さくなるとしている。上級グレードに追加料金を支払うと取り付けられる。海外での導入は未定という。

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