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日産「セレナ」にハイブリッド車の新型モデル追加

[ 2018年2月28日 17:12 ]

日産自動車が発売するミニバン「セレナ」のハイブリッド車モデル
Photo By 共同

 日産自動車は28日、主力のミニバン「セレナ」にハイブリッド車(HV)の新型モデルを追加し、3月1日に発売すると発表した。日産のHVはガソリンエンジンが発電のみ行い、その電気を使ってモーター駆動で走るのが特徴。小型車「ノート」に続き2車種目の採用となる。

 セレナHVは加速性能を高め、静かな走りも実現した。エンジンはバッテリーの残量が少ないときや坂道を上る際などに動かして発電する。燃費はガソリン1リットル当たり26・2キロとガソリン車に比べて大幅に改善。自動ブレーキなどの安全運転技術を全車に装備した。

 最大7人乗りで、希望小売価格は296万8920円から。セレナの月間販売目標は8000台で、このうち4割をHVモデルとすることを目指す。

 横浜市の本社で開いた発表会で、星野朝子専務執行役員は「ミニバンの価値観を大きく変える車だ」と自信を見せた。無資格検査問題を受けて昨年来、国内工場の稼働ペースを落としていたが「生産はほぼ完全に元に戻った」と語った。

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