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最上級レクサスのHV発売 トヨタ、安全機能向上

[ 2017年10月19日 17:26 ]

高級車ブランド「レクサス」の最上級セダン「LS500h」
Photo By 共同

 トヨタ自動車は19日、11年ぶりに全面改良した高級車ブランド「レクサス」の最上級セダン「LS」で、排気量3・5リットルのエンジンとモーターを搭載するハイブリッド車(HV)モデル「LS500h」を発売した。新型LSは5代目となり、安全機能や車内の快適性を向上させた。

 排気量3・5リットルのターボエンジンの「LS500」は、12月18日に発売する。新型LSの希望小売価格は980万〜1680万円で、国内の月間販売目標は600台。米国では来年2月に販売を始める。

 高性能な自動ブレーキなど最先端の安全機能を採用した。後部座席はリクライニング機能を備える。車体の重心を低くして安定性を高め、力強い加速も特徴だ。

 日本の高級車市場ではドイツのBMWやアウディが存在感を増しており、トヨタは新型LSで巻き返す考え。LSのチーフエンジニア旭利夫氏は東京都内で開いた発表会で「走りを楽しみ、くつろぐこともできる車を目指した」と強調した。

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