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4〜9月、新車販売首位はホンダ「N―BOX」 新型が寄与

[ 2017年10月5日 12:20 ]

 2017年度上半期(4〜9月)の車名別国内新車販売台数は、ホンダの軽自動車「N―BOX」が前年同期比10・6%増の9万4601台で首位だった。9月単月のトップもN―BOXで、自動ブレーキなどの安全技術を標準装備した新型車を9月1日に投入したことが寄与した。

 日本自動車販売協会連合会と全国軽自動車協会連合会が5日発表した。

 年度上半期の2位はトヨタ自動車のハイブリッド車(HV)「プリウス」で42・4%減の7万8707台だった。3位は日産自動車の小型車「ノート」で68・5%増の6万8441台。日産は軽「デイズ」も4位に入った。10位までのうち軽が6車種を占めた。

 ただ、日産は国の規定に反して新車を無資格検査していた問題が9月29日に表面化した。正規の検査に見せかける偽装が現場で横行していた可能性も高まっており、悪質だと消費者に受け止められれば好調な販売に水を差しそうだ。

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