ルール変更で可能に 琢磨グリコポーズに「やりたいがために勝った」

[ 2020年8月26日 00:51 ]

インディ500で日本人として初優勝したさい、江崎グリコの電光看板に登場した佐藤琢磨選手
Photo By 共同

 世界3大レースの一つ、自動車のインディ500で3年ぶり2度目の優勝を果たした佐藤琢磨(43=ホンダ)が25日、日本メディア向けにオンライン会見に臨み、レース直後に披露した「グリコポーズ」の秘話を明かした。

 数年前から大阪・道頓堀の電光看板でおなじみの食品メーカー・グリコのサポートを受ける佐藤。17年に初優勝した際は愛車の上に仁王立ちし、両手の人差し指を突き上げるガッツポーズを披露したが、当時から佐藤とグリコの関係を知るファンから「せっかくだから、完全なグリコポーズをしてほしい」と要望が寄せられたという。

 一方で当時のマシンではコクピットに片足立ちするのが困難な構造だったが、今季からインディカーではドライバーの頭部を保護するためのエアロスクリーンと呼ばれる防護体の装着が義務づけられた。これにより「上から見るとフレームの幅が狭いが、真ん中に立てる」という構造になったといい、「倒れたら格好悪いと思ったが、立てたので完璧なグリコポーズをやってみた」と左足を浮かす“ひとつぶ300メートル おいしくてつよくなる”ポーズを完璧に表現した。

 同社は東日本大震災が発生した11年に佐藤が中心となって立ち上げた復興地支援プロジェクトに賛同し、支援を継続している。佐藤もグリコに大きな恩義を感じているようで、「今回はあれ(グリコポーズ)をやりたいがために勝った。それくらいうれしかった」と笑顔で語った。

続きを表示

「F1」特集記事

「東京モーターショー 2017」特集記事

2020年8月25日のニュース