ホンダ フィットの電気自動車を検討
ホンダが2012年に日米で発売する電気自動車について、小型車「フィット」をベース車両に検討していることが8日、分かった。既存の車種を流用することでコストを削減する狙いがある。
同年後半から生産を始め、14年までで計1千~2千台程度を製造する方向とみられる。排ガスを出さない車を一定の割合で販売するよう定めた米国の規制をクリアすることが主眼のため、大規模な生産は予定していない。ただ車両の完成度や売れ行きによっては増産する可能性もある。
ホンダは昨年の東京モーターショーに軽自動車サイズの電気自動車「EV―N」を出展したが、米国で販売するには車体が小さいことから、小型車をベース車両に使う。
電気自動車をめぐっては三菱自動車が軽自動車「アイ」をベースにした「アイ・ミーブ」を発売中。日産自動車は電気自動車専用モデル「リーフ」を12月に発売する。
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2010年10月8日のニュース
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