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5・2東京Dが熱い!井岡一翔、井上拓真との対決に闘志「5階級制覇を成し遂げたい」

[ 2026年3月7日 05:30 ]

WBC世界バンタム級タイトルマッチ   王者・井上拓真 《12回戦》 同級4位・井岡一翔 ( 2026年5月2日    東京ドーム )

写真に納まる井上拓(左)と井岡(撮影・西海健太郎)
Photo By スポニチ

 尚弥VS中谷のアンダーカードに、注目対決が組まれた。WBC世界バンタム級王者・井上拓真(30=大橋)と、元世界4階級制覇王者で同級4位の井岡一翔(36=志成)が激突。昨年11月に那須川天心(帝拳)を破り初防衛戦となる拓真、日本男子初の世界5階級制覇に挑む井岡。復活した王者か、レジェンドか。ファン待望の一戦は、高い技術戦が予想される。

 会見場中央に歩み寄った井岡は、にこやかな表情で拓真に両手を差し出した。柔らかに、しかし、しっかりと握手した姿に6歳年上の風格が漂う。拓真が「レジェンド」と連発した井岡は、会見でも慎重に言葉を選んだ。

 「技術が高い選手。高い壁だと思っている」。低迷を乗り越え、那須川天心を判定の末に破り世界に返り咲いた年下の王者。井岡に油断はない。「王座に返り咲いて、5階級制覇を成し遂げたい」と衰えぬ闘志を口にした。

 拓真がプロデビューした2013年、井岡はミニマム級の王座統一後、ライトフライ級で2階級制覇を達成していた。今は大橋ジムのトレーナーを務める八重樫東を破り、拓真と同い年の田中恒成(畑中)も退けた。世界戦は27戦、4階級で獲得したベルトは6。そのレジェンドが熱望したのが拓真戦だった。

 「こういう舞台に立てる選手は多くない。注目度がないと難しい場所」。5階級制覇、東京ドーム、尚弥VS中谷戦の前座――。自らのキャリアを売り込むように「拓真選手とやりたい」と公言し、その一戦がついに実現する。

 36歳。ボクシング人生は仕上げに入っていると自覚している。「最大限の努力をして試合を迎えたい」。集大成の5階級制覇に挑む最高の舞台は整った。「いいものを見せられたらいい」。井岡の口調は、最後まで静かだった。

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