×

元5階級制覇王者の藤岡奈穂子さんが国際ボクシング殿堂入り 日本女子ボクサー初 ゴロフキン氏らも

[ 2025年12月5日 08:05 ]

2017年12月、5階級制覇を達成したリング上で吉川晃司に肩車される藤岡奈穂子
Photo By スポニチ

 国際ボクシング殿堂は4日、26年度の殿堂入りを発表し、日本の女子ボクサーとして初めて元世界5階級制覇王者の藤岡奈穂子さん(50)が選出された。日本からは過去にファイティング原田氏、故大場政夫氏、具志堅用高氏、ジョー小泉氏、本田明彦氏が殿堂入りしている。殿堂入り式典は来年6月14日に米ニューヨーク州カナストータで開かれる。

 宮城県出身の藤岡さんはソフトボールからボクシングに転向し、09年9月にプロデビュー。11年9月にWBC女子ミニマム級王座を獲得後、WBA女子スーパーフライ級、WBO女子バンタム級、WBA女子フライ級を制し、17年12月にはWBO女子ライトフライ級王座を獲得して男女を通じて日本初の5階級制覇を成し遂げた。

 22年4月の試合を最後に現役を引退。プロ通算は23戦19勝(7KO)3敗1分けだった。22年9月に米カリフォルニア州で同性婚をしたことを明かしていた。藤岡さんは5日に自身のXを更新し、「とても名誉あることです。来年2026年で引退して3年。まさかこんなご褒美をいただけるとは! 自分の中で「よく頑張った」と思っていた事が今こうして認めてもらえたことに感謝しかありません。今は違う道で頑張っていますが、ますます精進します」などと記した。

 藤岡さんのほかには、元3団体統一世界ミドル級王者のゲンナジー・ゴロフキン氏(カザフスタン)、ミドル級とスーパーミドル級の元2階級制覇王者ナイジェル・ベン氏(英国)、元世界ライトヘビー級王者のアントニオ・ターバー氏(米国)、元女子2階級制覇王者のジャッキー・ナバさん(メキシコ)らが殿堂入りした。AP通信によると、22年4月に村田諒太氏(帝拳)とも対戦し、現在はアマチュアの世界統括団体ワールドボクシングの会長を務めるゴロフキン氏は「これはボクシング界最大の栄誉であり、私のキャリアにおける最後のピースだ。ボクシング界に伝説を残せたことを誇りに思う」とコメントした。

この記事のフォト

「井上尚弥」特集記事

「中谷潤人」特集記事

格闘技の2025年12月5日のニュース