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【ONE】武尊「最後まで期待裏切らない」 涙の電撃引退表明に会場悲鳴…ラストマッチはロッタンと再戦へ

[ 2025年11月16日 19:05 ]

ONE173 ( 2025年11月16日    東京・有明アリーナ )

<フライ級キックボクシング 武尊対デニス・ピューリック>ピューリックにTKO勝ちし、声を震わせながら次戦での引退を発表する武尊(撮影・光山 貴大)
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 アジア史上最大の格闘技団体「ONE Championship」(ONE)が16日に「ONE173」を有明アリーナで開催。K-1元3階級制覇王者でISKA世界ライト級王者・武尊(team VASILEUS)がデニス・ピューリック(カナダ/ボスニア・ヘルツェゴビナ)に勝利。8カ月ぶりとなる再起戦を2RTKO勝利で飾った。試合後に次戦を最後に引退することを電撃発表。ラストマッチは今年3月に敗れた元ONEフライ級ムエタイ王者のロッタン・ジットムアンノン(タイ)との再戦が決定的となった。

 「現役最後までみんなの期待を裏切らない」

 電撃発表に有明アリーナから悲鳴が上がった。

 8カ月ぶりの再起戦で強い武尊が帰ってきた。1Rに左右の連打から1度目のダウンをうと、終了間際にも右フックでダウンを奪って1R終了。2Rに勝負を決めた。開始早々にカーフキックでダウンを奪うと、圧力をかけ続けて最後はパンチの連打でタフな相手をなぎ倒してTKO勝利を飾った。そして武尊の日本での勝利は、21年3月28日のKー1日本武道館大会でレオナ・ペタスに勝って以来約4年半ぶりとなった。歓喜の武尊はケージからのムーンサルトを久々に日本のファンに見せた。

 試合後に「前回、ロッタン選手に1ラウンドで負けちゃって、日本中のファン、世界中のファンが応援してくれた思いを裏切ってしまった。裏切ったままでは、終われないので死ぬ気で勝つつもりで練習してきました」と歓喜の涙を流した。

  ロッタンとの再戦について聞かれると武尊は「その前に一個だけ…」と前置きした上で、「僕は次の試合で現役を引退します」と電撃発表。

 「武尊はみんな期待を裏切らないでやってきたと思う。現役最後までみんなの期待を裏切らないので、ロッタン選手が受けてくれるなら、最後の試合ロッタン選手と思いっきり戦いたい。最高の勝ち方で勝って、武尊を応援している人たちに“応援していてよかった”と思う試合にするので、応援に来てください」とファンにメッセージを送った。

 さらにケージに上がってきたロッタンへ「僕の現役最後の試合お願いします!」と頼むと、ロッタンは「私で良ければやります!」と握手をかわしてフェースオフ。そしてKO勝利した武尊はKOボーナス5万ドル(約750万円)を獲得した。

 今年3月の日本大会のメインは武尊が待ち望んだロッタンとの1戦だった。しかし試合はまさかの結末だった。1R序盤は武尊が相手の蹴りが当たらない距離間で戦っていたが、その距離をつぶしたロッタン。武尊は左フックを被弾。さらに下がると再び左フックで倒れると立ち上がれるが、レフェリーが試合を止めてKO負けを喫した。

 現役ラストマッチで“因縁”の相手へのリベンジを誓う。

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