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【ONE】野杁正明 キックボクシング世界王座統一ならず…フルラウンド死闘も判定負け

[ 2025年11月16日 20:45 ]

ONE173 ( 2025年11月16日    東京・有明アリーナ )

スーパーボンに判定で敗れ、肩を落とす野杁(撮影・光山 貴大)
Photo By スポニチ

 アジア史上最大の格闘技団体「ONE Championship」(ONE)が16日に「ONE173」を有明アリーナで開催。メインイベントでフェザー級キックボクシング暫定世界王者・野杁正明(team VASILEUS)が、正規王者・スーパーボン(タイ)とのフルラウンドの死闘の末に判定0ー3で敗れて、フェザー級キックボクシング世界王座統一を失敗した。

 タイの強豪の壁は厚かった。1Rから圧力をかけながら、ボディーブローとカーフキックで相手を削った。2Rは、1Rよりも距離を縮めながらも冷静に戦った。3R以降は、スーパーボンのミドルキックで右腕を赤く染めた。しかしそれでも圧力をかけ続けて、ローキックやパンチを打ち込んだ。勝負の最終ラウンドは両者全力を出し切る死闘に。ラスト1分を切ると、会場から大野杁コールが起こった。激闘の結果は判定に委ねられた。

 しかし判定0―3で敗れて王座統一を逃した。

 今年3月の日本大会でさいたまスーパーアリーナを大爆発させた野杁。タイの強豪タワンチャイを相手に1Rから両者が蹴り合う展開に。2Rにはタワンチャイの強烈なミドルをくらいながらも、下がらずに終了ゴング間際には右フックを顔面に打ち込んだ。3Rに衝撃が走った。左フックがタワンチャイの顔面を捉えてダウンを奪う。ダメージが残るタワンチャイに猛攻ラッシュを仕掛けると、最後はレフェリーが試合を止めてONEのベルトを奪取した。前日計量での「5R以内でKOします」という言葉通り、日本のファンの前で有言実行した。

 今年2度目の日本大会では王座統一戦がマッチメークされた。対戦相手のスーパーボンは、現ONEフェザー級キックボクシング正規世界王者。元K―1世界王者・魔裟斗の“ライバル”だったブアカーオ・バンチャメークの弟子としても知られている。

野杁は「ずっと見てた選手と統一戦ができるのはうれしい。前回以上の衝撃を与えないといけないと思っているので、前回のタワンチャイ選手との試合以上にワクワクしてる。絶対にKO決着で僕がベルト巻く姿をお見せすることを約束する」とファンに誓っていたが、地元日本で王座統一を逃した。

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