×

那須川天心を幼少期から指導した名トレーナーが明かす“神童”たるゆえん「モノが違った」

[ 2025年11月14日 15:33 ]

練習に汗を流す那須川天心(撮影・河野 光希)
Photo By スポニチ

 WBC世界バンタム級1位の那須川天心(27=帝拳)を幼少期から指導してきたGLOVEボクシングジム会長の葛西裕一氏(55)が“神童”たるゆえんを明かした。

 帝拳ジムで長年トレーナーを務め、西岡利晃、下田昭文ら4人の世界王者を育てた名指導者でもある葛西氏は、幼少期の天心について「初めて会ったときからモノが違った」と説明した。

 飲み込みの早さは指導してきた選手の中でもトップクラスと指摘。「教えたことがその場で出来ちゃう。そして、それをずっと覚えている。戦いの中での記憶力のよさを感じる」と続けた。

 武尊とのキックボクングの試合中、リングサイドで葛西氏が「あれをやってみろ!」とアドバイスしたという。

 その4年前にメイウェザーと対戦した天心が試合中にやられた技で、葛西氏とは何の打ち合わもしてなかったが、アドバイスの声に反応して、その技を出したという。

 まごう事なき“神童”だが、WBC世界バンタム級王座をかけて11月24日に対戦する井上拓真(29=大橋)も一筋縄ではない。

 拓真自身が元世界王者であり、兄の井上尚弥が「勝てる」と断言している。葛西氏は「あのレベルの選手だと戦わなくても見えてるってことがある。試合結果も分かってしまう」と認めた。

 ただ、「天心は戦いながら相手のいいところや技術を取ってしまう。キックの頃はよくやっていた。そういう才能がある」と強い相手になればなるほど戦いの質も上がると説明した。
 

「那須川天心」特集記事

「井上尚弥」特集記事

格闘技の2025年11月14日のニュース