東洋太平洋王者・中野幹士 11・24天心VS拓真戦前座でIBF挑戦者決定戦 元暫定王者アリームと対戦
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プロボクシング帝拳ジムは9日、都内のジムで会見し、11月24日にトヨタアリーナ東京で行われる世界戦興行「Prime Video Boxing 14」のサポーティングカードを発表。東洋太平洋フェザー級王者でIBF世界同級7位の中野幹士(30=帝拳、14勝13KO)がセミファイナルのIBF世界同級挑戦者決定戦で同級5位ライース・アリーム(35=米国、23勝12KO1敗)と対戦することが発表された。“世界前哨戦”が決まった中野は「世界タイトル挑戦までの残り試合数がはっきり見えた。それも含めて気持ちが高ぶっている。しっかり世界タイトルに挑戦してもいいような内容をお見せできたら」とアピールを誓った。
中野は都立竹台高、東農大でアマ77戦68勝(48RSC)9敗の戦績を誇り、18年10月にプロデビュー。以降は強打を武器に14戦全勝を継続し、ついた愛称は“鉄の拳”。世界スーパーバンタム級4団体統一王者・井上尚弥(32=大橋)が9月14日、WBA世界同級暫定王者ムロジョン・アフマダリエフ(30=ウズベキスタン)との防衛戦前には約1カ月スパーリングパートナーも務め「世界(レベル)を肌で感じることで自分の足りないものが分かって、しっかり考えながらやれている。自分にとっていい経験ができた」と振り返る。
対するアリームは21年1月にWBA世界スーパーバンタム級暫定王座を獲得(WBAの方針によりのちに消滅)。井上尚弥が同級転級時には対戦を熱望していたが、23年6月のIBF世界同級挑戦者決定戦でサム・グッドマン(26=オーストラリア)に1―2判定で敗れていた。5月に米ネバダ州ラスベガスで試合を行った際には同興行に出場し「ちらっと見た印象はポイントを取るのがうまい印象」と警戒心を強める。
現在IBF同級1位は空位となっており、勝者は王者アンジェロ・レオ(31=米国)への挑戦権を手にすることとなる。5月のベガスでの試合後はレオと記念撮影も行い「あのときは実感はなかったが、今思えば」と笑みを浮かべながら、自身が挑戦する時を思い描く。「いつも通り圧倒的に勝てたら一番良い。“中野なら世界を獲れる”と思ってもらえるような試合にしたい」と10連続KO勝利で前哨戦をクリアしてみせる。
同興行のメインイベントではWBC世界バンタム級王座決定戦で同級1位・那須川天心(27=帝拳、7勝2KO)と同級2位・井上拓真(29=大橋、20勝5KO2敗)が激闘。またWBOアジア・パシフィック・バンタム級王者の坪井智也(29=帝拳、2勝1KO)はスーパーフライ級10回戦で元WBC世界同級王者で現同級1位カルロス・クアドラス(37=メキシコ、44勝28KO5敗1分け)と対戦し、WBA世界バンタム級4位の増田陸(27=帝拳、8勝8KO1敗)は同級10回戦でWBC同級14位ホセ・カルデロン(22=メキシコ、14勝6KO2敗)と対戦することも発表された。
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