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【RISE】女子ミニフライ級王座の宮本 涙の誓い「亡くなった先輩のために勝つ」

[ 2025年8月21日 18:51 ]

女子ミニフライ級王者の宮本。天国のボクシングの先輩・神足さんのために勝利を誓う
Photo By スポニチ

 立ち技格闘技「RISE」は21日、都内で10月19日に後楽園ホールで開催の「RISE192」の対戦カード発表会見を行った。

 ミニフライ級(49キロ以下)で第4代RISE QUEENミニフライ級王者・宮本芽依(27=KRAZY BEE)とWBKFアジア女子ミニフライ級王者コ・ユナ(25=韓国)と対戦する。

 宮本は2019年全日本女子ボクシング選手権大会シニアの部バンタム級優勝の実績を持ち、2023年5月に山本美憂をセコンドに就けてプロデビュー。5月、小林愛理奈を延長戦で破り、6戦6勝と無敗で王座を奪取した。

 ベルトを手に会見した宮本は「コ・ユナと戦えることを光栄に思います。私もベルトを持つ王者としていろいろな思いがある。負けられないし、RISEのベルトは価値があるんだと戦って身に染みて感じてもらえれば」と話した。どうしても勝たないといけない。「先日ボクシングの先輩が亡くなりました。タイトルマッチを終えて亡くなりました。先輩の思いを背負って、このベルトと一緒に戦って行きます。その思いも強いので試合を楽しみにしていてください」と目に涙をためながら明かした。

 その先輩とは2日のプロボクシング東洋太平洋スーパーフェザー級タイトル戦の試合後、救急搬送され急性硬膜下血腫のため開頭手術を受けたものの、8日に亡くなった神足茂利さんだ。宮本は高校が三重県で、神足さんは愛知県出身。ブロック大会で知り合い、東京に出てきてからも大学は違ったが友人を通して食事をしたり、デビュー戦から試合の応援をしていたという。「まだ気持ちの整理がついていなくて、今も泣きそうなんですけれど、毎日夜とか空を見ると思い出して泣いたり、心の整理がついていません」と涙をこらえた。

 その後、対戦相手には「MMAとキックボクシングもやっているので、距離が違う中でどう合わせてくるのか。映像を見ると距離がちょっと遠い。キックとは違うMMA特有の距離がある。でも、私もMMAの選手とスパーしたりなどの練習をしている経験があるので、そこは対応できます」と日頃、MMAの選手と練習を積んでいるので対応に自信がある。

 5月に王者を獲得して初戦。「今までとは全然違って、王者になってから試合はこれが初めてで期待値もある。自分がどれだけそれを自分のものにして試合で見せることができるか。私もそこは試合をしてからでないと分からないので、自分でも楽しみです」と堂々としたものだ。タイトル戦でダメージが大きく、回復まで時間が掛かった。「唇が切れて9針縫いました。あと足がカーフキックが効いて痛かったんですけれど、血がたまって両足が腫れて1カ月は歩くのも痛かったです」と話した。

 右内腿には大きなアザがあったが、「これは練習でインローをもらって、対応しきれずになりました。私はオーソドックスですけれどサウスポーでも使い分けたいと思って。左右対称でないといけないという意識があるので。トータルして自分の中でバランスとるために練習しています」と説明。

 最後は「敬意を持って倒しきりたいです」ときっぱり。KOで天国の先輩のために勝利を届けたい。

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