日本王座初挑戦の野上翔が新王者 24歳最終日に「最高の試合ができた」敗れた永田丈晶はまたもV1失敗
ボクシング日本フライ級タイトルマッチ10回戦 野上翔《○判定●》永田丈晶 ( 2025年8月12日 東京・後楽園ホール )
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元日本ユース・フライ級王者で日本同級1位の野上翔(24=RK蒲田)が王者・永田丈晶(27=協栄)に2―0判定勝ち(98―92、96―94、95―95)し、新王者に輝いた。
24歳最終日となった新鋭が、日本王座初挑戦で有言実行のベルト奪取に成功した。挑戦者の野上は初回からアクセル全開で右ジャブから左右のフックと手数で圧倒。ガードを固めながらプレッシャーをかけ続ける王者に苦戦し、7回には王者の左に腰が砕けそうになるも、最終10回まで応戦。僅差で競り勝ち、悲願のベルトを手にすると「前半はポイントを取れたと思ったので作戦通り。後半相手が出てくるのは分かっていた」と涼しい顔で振り返った。
“タフさ”を併せ持つ永田戦に向け、昨年末から今年7月まで毎月2泊3日の走り込み合宿を敢行。山梨県内の山道で1日20キロ、マスク付けて走り込みを行うなどスタミナを強化してきた。「勝つことしか考えていない」と自信満々に話した通りの有言実行の勝利となった。
あす13日は25歳の誕生日。「ハッピーバースデー」の大合唱で会場から祝われると「最高の試合ができてよかった」と表情をほころばせ「会長が組んでくれた試合を一つ一つクリアして、世界チャンピオンになりたい」と力強く話した。
一方の永田は今年4月に同級2位・山内涼太(角海老宝石)との王座決定戦でつかんだベルトの初防衛に失敗。「前回はすぐに(王座を)失ってしまった。これからは一戦一戦特別な試合になる」と191ラウンドのスパーリングで仕上げてきたがまたもV1に失敗。判定負けし王座から陥落した、23年7月の飯村樹輝弥(27=角海老宝石)戦の二の舞いを演じてしまった。
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