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パリ五輪金メダルの性別騒動ボクサーが復帰予定大会を欠場へ 新統括団体が性別適格検査を義務化

[ 2025年6月6日 06:50 ]

パリ五輪で金メダルを獲得したヘリフ(AP)
Photo By AP

 昨夏のパリ五輪ボクシング女子66キロ級で性別騒動の末に金メダルを獲得したイマネ・ヘリフ(26=アルジェリア)が、復帰戦に予定していた6日開幕のアイントホーフェン・カップ(オランダ)を欠場するとAP通信が5日に報じた。

 アマチュアボクシングの新統括団体ワールド・ボクシング(WB)が5月30日、主催・公認大会への参加を希望する全選手に性別適格検査を義務化する方針を表明。ヘリフに関しては、検査を受けるまで女子の試合への出場を認めないと言及していた。ヘリフは締め切りの5日までにアイントホーフェン・カップへの登録が間に合わなかったという。

 大会ディレクターのレンダース氏は「イマネ(ヘリフ)の除外は我々の決定ではない。遺憾に思う」とAP通信にコメント。アイントホーフェン市のダイセルブルーム市長は「我々は全ての選手を歓迎する。性別検査を理由に選手を排除することは、明らかにこの方針にそぐわない」とWBを批判し、オランダ連盟などへ異議申し立てを行っていた。

 ヘリフは国際ボクシング協会(IBA)が主催した23年世界選手権の性別適格検査で不合格となった。しかし、運営および財政面の問題でIBAを五輪から除外した国際オリンピック(IOC)はパリ五輪出場を容認。同じく世界選手権で不合格となりながら同五輪57キロで金メダルを獲得したリン・ユーティン(台湾)とともに、対戦相手やコーチなどから不満が続出していた。

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