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2階級制覇の矢吹正道が5月世界挑戦の弟・力石政法にエール「いいバトン送れた」力石「僕は1分で倒す」

[ 2025年3月29日 20:53 ]

プロボクシング IBF世界フライ級タイトルマッチ   IBF世界ライトフライ級王者 矢吹正道(LUSH緑)<12回戦>IBF世界フライ級王者 アンヘル・アヤラ(メキシコ) ( 2025年3月29日    愛知県国際展示場 )

3月29日に2階級制覇に成功した矢吹正道(左)。右は弟の力石政法
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 ボクシングイベント「3150×LUSHBOMU vol.4」が29日、愛知県国際展示場で開催され、IBF世界フライ級タイトルマッチは挑戦者の矢吹正道(32=LUSH緑)が王者アンヘル・アヤラ(24=メキシコ)を12回1分54秒TKOで破り、保持するIBF世界ライトフライ級王座との2階級同時制覇を日本人で初めて達成した。なお、今後はフライ級で活動するため、ライトフライ級王座を返上する方針だ。戦績は矢吹が22戦18勝(17KO)4敗、プロ初黒星のアヤラが19戦18勝(8KO)1敗。

 矢吹は初回、相打ちの左フックを当ててダウンを奪取。2回にもカウンターの右ストレートでダウンを奪った。3回、偶然のバッティングで矢吹は右目下を大きくカットして流血し、アヤラも右まゆ付近から出血。4回未満で続行不可能となれば負傷引き分けとなるところ、両陣営の治療により試合は続けられた。両者が顔面とトランクスを鮮血で染める激闘となったが、矢吹が12回にも右でダウンを奪い、レフェリーストップを呼び込んだ。

 矢吹はアヤラを「凄いパンチ力があって狙われているところもあったので、うかつに入れなくて。予想どおり強い選手でした」と称え、「めっちゃ苦しい展開になるだろうと思ったら、本当に苦しい展開になってしまった。カットもあって途中からずっと見えなくて、右足もつってしまった」とバッティングによる流血とフライ級転向初戦の影響を説明した。

 2階級同時制覇については「井上(尚弥)チャンピオンがすぐにまた自分を塗り変える偉業を成し遂げるので、自分なんて微々たるものです」と謙遜しつつ、「自分は一戦必勝、目の前の試合をやっていく」と今後への抱負を語った。弟でIBF世界スーパーフェザー級3位の力石政法(30=大橋)が5月28日に世界初挑戦する。「良いバトンを送れたかな」と語る兄に対し、セコンドについて的確な指示を送った力石は「兄がこんな凄い勝ち方をしてくれて、兄より凄い勝ち方をしないといけない。兄は12回でKOしたんですけど、僕は1分で倒します」と宣言した。

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