重岡優大 因縁ジェルサエムの“右対策”万全「レベルアップしたところ見せる」ディフェンスに自信
プロボクシングWBC世界ミニマム級タイトルマッチ 王者メルビン・ジェルサエム《12回戦》同級1位・重岡優大 ( 2025年3月30日 愛知県国際展示場 )
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前WBC世界ミニマム級王者で現WBC世界同級1位の重岡優大(27=ワタナベ、9勝5KO1敗)が19日、都内の所属ジムで王者メルビン・ジェルサエム(31=フィリピン、23勝12KO3敗)との再戦に向け練習を公開した。
シャドーボクシングと力強いサンドバッグ打ちを披露し「リベンジマッチに向けて、どんな気持ちでリングに上がるか見てわかるボクシングをするつもり。1秒も目の離せない熱い試合をして絶対に勝つ」と再起2戦目へ覚悟をにじませた。
「ボクシング人生で一番悔しかった」と話す昨年3月のジェルサエム戦から約1年。2度のダウンを奪われるなど1―2判定負けを喫して以降は徹底的にディフェンス面の強化に取り組んだ。「自分の課題。そこだけにフォーカスして取り組めたのは今回手応えがある」とステップワーク、ボディワーク全てを見つめ直した。WBO世界ミニマム級10位サミュエル・サルバ(28=フィリピン)ら世界ランカーと行ってきた調整期間中のスパーリングでは、大きなダメージを負うこともほとんどなかったというほど、ディフェンス面での成長に手応えを示す。
王者の右ストレート対策も万全だ。「一番自信を持っているパンチだと思う。1年前は“別に大丈夫っしょ”という感じだったが倒された。今までは根拠のない自信があったが、今回はその理由がちゃんとある」と自信満々。アマチュア時代から再戦は「あまり得意ではない」と苦笑するが「これを乗り越えたらさらに一皮向けると思う。クリアしなければいけない大きな壁」と挑戦者としての覚悟をにじませる。
戦友からの刺激を力に変える。同じ熊本出身で、かつて同門だった堤聖也(29=角海老宝石)は昨年、WBA世界バンタム級王座を獲得。先月には比嘉大吾(29=志成)との激闘の末、初防衛にも成功しており「一ボクサーとして、すげえ試合をすると思う。同郷として俺も負けてられない」。今月13日には同門で元世界2階級制覇王者・京口紘人(31)が世界挑戦。惜しくも勝利とはならなかったが、その勇姿を目に焼き付けた。京口からは「(試合まで)あとちょっとや。頑張って!」とエールを送られた。次は自分の番。王座返り咲きへ自身を奮い立たせる。
「レベルアップしたところをしっかり見せたい。迫力のない、置きいくようなボクシングはしたくない。魅せる試合をしたい」と持ち前の攻撃力を“因縁の地”愛知で爆発させる覚悟だ。「怖さよりも楽しみの方が大きい。別にびびんないっすよ」。自信満々の表情でジェルサエム討ちを誓った。
興行のもようはABEMAで独占無料ライブ配信される。
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