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“銀髪”那須川天心あす試金石の一戦「銀河まで行っちゃおうかな(笑い)」「試合が本当に待ち遠しい」

[ 2025年2月23日 14:50 ]

プロボクシング 119ポンド(約53.98キロ)契約   WBOアジア・パシフィック・バンタム級王者 那須川天心(帝拳)<10回戦>前WBO世界バンタム級王者 ジェーソン・モロニー(オーストラリア) ( 2025年2月24日    東京・有明アリーナ )

計量を終え引き揚げる那須川(撮影・島崎忠彦)
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 ダブル世界戦興行「PRIME VIDEO BOXING 11」の前日計量が23日、都内のホテルで行われた。セミファイナルの119ポンド(約53.98キロ)契約10回戦では、WBOアジア・パシフィック・バンタム級王者の那須川天心(26=帝拳)が53.9キロ、前WBO世界同級王者ジェーソン・モロニー(34=オーストラリアも53.9キロで、ともに一発パスした。

 計量をクリアした那須川は両手を左右に広げるポーズ。初対面だった前日22日の公式会見ではモロニーと目も合わせなかったが、計量後のフェースオフでは顔を10秒間突き合わせ、握手で別れると最後はお辞儀をした。那須川は「日本に来てくれてるし、(自分が)6戦目でやってくれるのは普通じゃありえないことなので、日本流のお礼といったらお辞儀だろうと敬意を込めさせてもらった」と明かした。

 今回の調整については「だいぶ順調というか、脂肪をしっかり削ってというか、1週間前までガッツリ食えたので、けさもしっかり食べて、そこから半身浴して、非常にいい感じです。声も全然しゃべれてるし」とコメント。試合体重はバンタム級の53.5キロよりも重い119ポンド(約53.98キロ)と決まったが、「(調整の段階で)53.5キロまで落ちちゃったんで。急に(試合が)53.5キロになってもすぐ落ちるようになっていた」と説明した。

 今秋に世界初挑戦を見据える那須川にとって、試金石となる重要な試合。それでも「やることはやってきたし 明日に備えるだけというか、焦ることもないし、早く試合が来てほしかったというのが正直あった。試合が待ち遠しいと本気で思える」と内心のワクワク感が止まらない様子。「今回は1個1個の練習もスパーもホントに充実してました。怒られることもあったし、ほめられる時もあったし、それがあっという間に過ぎたというか、それがなくなるとなるとちょっと寂しい。それを本番で出さないと意味ないと思うけど、やってきた期間は無駄じゃないと思うし、 試合は誰でも頑張るけど、それ以外の毎日をどれだけ一生懸命過ごすかが大事だと思う。しっかりクリアしてきたので、僕だけじゃなくモロニー選手もそうだし、他の選手全員そうだと思うけど、そこプラス、明日は明日の俺に任せようなというのはあります」と心境を明かした。

 モロニーは昨年5月の東京ドームで現WBOバンタム級王者の武居由樹(大橋)に判定負け。世界挑戦の標的の1つとして武居戦を見据える那須川には比較される試合にもなるが、「別にそこは意識してないですね。俺がどれだけ通用するかしか考えてない。自分の可能性を全部ぶつける。それが超えられるか、超えられないのか、飛び越えちゃうのか、自分でも分からないので楽しみ」と話した。モロニーは公開練習で「判定なら那須川」と地元の利を指摘していたが、「KOも狙いたいけど、KOしたいと思うと硬くなっちゃうので、流れの中で戦って、倒せるときに倒すというか、勝手に倒れるという感じ。いつも通り天心流の格闘技をすればいいかな」と語った。

 この日は髪を銀色に染めて登場したように、今回はコスチュームからグローブまでシルバーでまとめた。今回のテーマ“銀河”をイメージしたもので「コスチュームも当日を楽しみにしてもらえれば。銀河まで行っちゃおうかなと。地球超えちゃったんで」と話して笑いを誘った。

 興行のもようはPRIME VIDEOで独占ライブ配信される。

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