【UFC310】初めてのタイトル獲得からちょうど10年 朝倉海の夢はお預けに
UFC310 ( 2024年12月7日 米ネバダ州ラスベガス・T-Mobileアリーナ )
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朝倉海(31=JAPAN TOP TEAM)のUFC初戦は悔しい結果となった。前RIZINバンタム級王者はメインイベントでUFC世界フライ級王者アレシャンドレ・パントージャ(34=メキシコ)と対戦し、2R2分5秒、リアネイキッドチョークで一本負けした。
待ち望んだUFCでのデビュー戦には、打撃コーチのエリー・ケーリッシュ氏、レスリングコーチのビリー・ビゲロウ氏に加え、夏からグラップリングの指導を受けている柔術家の石黒翔也、兄・未来の姿もあった。鍛え上げられた肉体はバンタム級の時と遜色のない仕上がり。満を持してオクタゴンに上がった。
1Rはカーフキック、パンチをもらう場面もあったが、警戒されていた膝を当てた。スタンドの組み合いからの離れ際に倒されたが、背中をマットにつけた状態でもしっかりと防御し、首を抱えられた後の一瞬の隙を突いて立ち上がった。
2Rは開始早々に組み付かれ、スタンドでバックを取られた。そこから飛びつかれてバックマウントを許し、防戦を強いられた。最初に左腕を首に巻き付けられ、ほどこうと体勢を変えたところで右腕を絡められた。完璧に決められ、レフェリーが試合を止めた。朝倉は両手を合わせて頭を下げた。
日本選手のベルト戴冠は、またしてもお預けとなった。これまで宇野薫、桜井“マッハ”速人、岡見勇信、堀口恭司がタイトルの懸かった一戦に臨んだが、いずれもベルトを腰に巻くことができなかった。
「僕はもともと夢とか目標とか全くなくて。18歳の頃に兄貴(朝倉未来)に格闘技の世界に誘ってもらって、初めてUFCのチャンピオンになりたいという自分の夢ができた」。本格的に格闘技に取り組み、初めてタイトルを獲得したのは、14年12月7日、THE OUTSIDERの55-60キロ級王座だった。それからちょうど10年。今度は高い壁に阻まれた。
3度目の防衛に成功したパントージャは、アメリカン・トップチームのチームメートで朝倉と2度対戦している堀口恭司(34)らとトレーニングを続けてきた。試合後のインタビューでは「これがUFCのレベルだ。相手はラフでド派手なKOがいっぱいあるが、俺の方が強い。堀口恭司らに感謝したい」と語った。
U-NEXTのオリジナル日本語解説版には、パントージャ、朝倉海と対戦している扇久保博正(37=THE BLACKBELT JAPAN)が出演。勝負の分かれ目について「パントージャは(積極的には)来なかった。距離をキープして左フックなどを当てて、パンチが効き始めてから行った」と分析。扇久保は16年8月3日「ジ・アルティメット・ファイター24」の準決勝5分2Rでパントージャに判定勝ちしているが「比べ物にならないくらい強くなっている。寝技も打撃もレスリングも。右でも左でも行けるのが凄い」と決めきる力に舌を巻いた。
同じく解説を務めた総合格闘家の岡田遼(35=THE BLACKBELT JAPAN)は「朝倉選手には夢を見させてもらった。胸を張って帰ってきてほしい」と敗者に拍手を送った。
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